2012/08/20

行く末

『ワシの後釜はアイツしかおらん!!』(アイツとは私の事)

と色んな人に言いまわってる予防組のI氏。

こんな自分を評価してくれるのは大変有難い事だが、何故こんな事を言ってるのかというと、
会社から完全に身を引くまであと2年を迎え、予防組の将来を危惧しているからだという。

曰く、先人の残した遺産を継続しているだけで、成熟した仕事とも言えるが実際は停滞している、もう一段上を目指した取り組みが必要(予知とか)なのだそうだ。

これには概ね同意で、将来どういう方向に向かっていくかはさておき、停滞しているのは事実。これは予防組だけに留まらず、現在の事後修理組や予備品・改善本部にしてもしかりだ。

一段上を目指す=仕事の質を向上させるには余力も必要だ。何度かブログで書いているが、その為には全ての業務を一度整理し、合理的なものへと変えていく必要がある。

しかし組織の方向性というものは当然ながら経営陣が全て握っており、きっかけは彼らの考え方、価値観に委ねられる。年配のオッサンが騒いだところでどうにかなる話ではない。


先日、I氏は某CL(課でもっとも声の大きいと思われる方)にも『ワシの後釜は~』を言ったそうだ。すると理由も聞かずに『アイツは(抜くのは)勿体ない』と即答だったらしい。

これは現実的は判断だろうと思う。自分が引き抜かれたとしても、予防組の改革(というと大袈裟だが)を成し遂げるとは言い切れないからだ。
I氏は『アイツは何も考えてない』と随分憤っていたが、これは、イコール何も考えてない事の証明にはならないと前向きに捉えるべきだろう。


最も、何も考えてないのであるならば…10~15年はこのままという可能性もあるが。

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