2010/06/23

プログラミングを教えるという事

私は、2003年頃から約7年間、工場で現場勤務という立場に居ながらプログラマ(※1)という職種に一人で携わってきた。

通常、開発業務というのは規模にもよるが数人のプロジェクトで遂行するのが普通で、開発スピードや業務の持続性が考慮された結果、組織内に私を軸とした開発チームを立ち上げるという構想が当時はあった。

プログラマという職種は今もなお人材不足であり、現行業務を知った者自らが開発を行うという事は、効率やコストの面から業界問わず望まれている場合が多く、あながち悪い判断では無かった様に思う。

この時私はメンバーを選ぶよう指示された訳であるが、人選よりも「いかにしてプログラミングを教えるか」という事を問題視していた。

コンピューター技術が進歩し、それに歩調を合わせる形でプログラミング技術が進歩した今となっては、xx言語入門といった書籍の内容すら本当の初心者にとって厳しいものとなっており、これ以前にも基礎的な要素を教える必要があると感じたからである。

また、共同での開発がスムーズに出来るのだろうか、と言う不安もあった。

一人での開発なら頭の中で考え、自分で分かるようなメモさえあれば十分だったが、2人以上となると最低でも設計を図にして考えを共有する手法が必要となってくる。

もはや趣味感覚でアプリケーションを作るレベルでは済まされないのである。

☆ ☆ ☆


現在は諸事情により前述した構想は無くなり、私自身会社でプログラミングをする事も無くなった。その為、教える事について悩む必要も無いわけだが、趣味としてプログラミングを始めてみたい人向けに自分がどのようにしてプログラミングを習得してきたのか、いつか振り返ってみたいと思う。


(※1)システムとして成立させる為にソフトウェア開発に留まらず色んな事を考えさせられたので殆どSE寄りですね・・・まぁ失敗に終わりましたが





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