2010/12/30

X06HTIIのROOTを取ってみた

HTC Desire X06HTII を手にしてから3か月経った訳ですが、購入当時から良く目にしていたROOT化、なんていう魅惑のキーワード。当面は自分がやる事も無いだろうと思っていたのですが、内臓ストレージの少ない端末ですので、結局必要に迫られて手を出してしまいました。

という訳で、自分がやってきた事を書いてみたいと思います。当初は手順としてしっかりまとめたいと考えていましたが、あまりにも想定と違った事態が多く少し焦りも手伝って記録を残すどころではありませんでした(;´Д`)  その為、うまくいかなかった事も含め、覚えている限りの事を書きます。

【目的】
    ROOTをとって、公式Froyo with App2SD+ を導入し、内臓ストレージに余裕のある楽しいDesireライフを送る。(App2SD+あたりは、こちらのサイトの説明が分かりやすかった)

【端末】
    HTC Desire X06HTII(SLCDモデル) 公式での2.2アップデート済み
    (ブートローダ HBOOT 0.93)
【使ったPC】
    WinXP(SP3) Android SDKは導入済
【中の人のスペック】
    この手に関してはまったくの初心者。普通のPCなら多少は触れる。勘はいいほうかも



1.    Rootを取るのにUnrevoked(Ver3.22)を使うので ダウンロード。不具合の可能性を考慮してCドライブ直下にフォルダ作って配置してみる。HBOOT0.93で使えるかどうかは未確認のまま決行する。(入手先は unrevoked.com。機種を間違え無いように…)



2.    作業には2つのドライバ(通常のUSBドライバとHBOOTドライバ。後者の記述が無いサイトがちらほらあり)が必要って事で確認。自分はAndroidSDKを既に導入しているので前者については問題なし。多分、「端末のUSBデバッグにチェックを入れた状態でPCと接続し、コマンドプロンプトから "adb devices" と入力して HT****** device と認識される状態」が構築できていればOKだと思う。
デバイスマネージャーでは    [Android Phone]→[Android Composite ADB Interface]
となっているのが正解。



3.    2つめのHBOOTドライバを確認。端末の電源を落とし、[VOL-] と[電源]を押してブートローダーを起動(白い背景の画面)。この状態でPCと接続する。ドライバを求められるのでUnrevokedのサイトに置いてある、android-usb-driver.zip をダウンロード、してインストールする。正常にインストール出来ていると、デバイスマネージャーでは    [Android Phone]→[Android Bootloader Interface]    となっている。



4.    APNをバックアップしたほうが良いとの記事を見たので実行。マーケットで、ApnManagerを落とし、バックアップ。するとSDカード内にApnManager フォルダが出来ていたので、念の為PCにコピーしておいた(中身はただのxmlファイルだった)。アプリ関係はどうでもいいのでスルー。電話帳はGoogleにあるのでスルー。



5.    端末はUSBデバッグモード、通常起動でPCと接続したまま Unrevoked起動(reflash_package.exe)する。リスク説明画面が出て、OKを押したら問答無用で何か動き始める。普通はunrevokedを起動後に端末を接続するのが正しいようです・・・。



6.    端末が何度か再起動し、unrevoked にてエラーメッセージがでてイキナリ失敗する。端末は起動しており、特に異常はなかった。が、焦る…笑



7.    気を取り直してリトライ。次はunvoked側にて 「リカバリツールをリブートしてます・・・(もち英語で)」とメッセージがでたまま停止。端末は画面が真っ黒のまま。しばらく悩んだあげく、端末の電源ボタンに触れてみると、ClockworkMod Recovery v2.5.0.7(黒背景に緑色の文字で)が表示されていた。動く気配はなく、unrevokedも 「Done」という画面に移行する様子もなかった。



8.    reboot system now を選択して再起動。普通に起動した。アプリを確認してみると、例の忍者アイコン「Superuser Permissions」がおった。成功なのか…?半信半疑



9.    うろ覚えながらコマンドラインでadb shell として su したら 端末側で忍者が「許可してええのん?」て聞いてきた。どうやら成功っぽい。また、マーケットにてtitanium Backupを落として起動してみたら、    root権限:OK    となっていたのでrootは取れた、という事みたい。



そんなこんなで、ぐだぐだでした。

これが12/25のつぶやき
なんか違う…なんか違う感じだけど、ひとまずrootはとれたみたい。」の真意。次回は 公式froyo with App2SD を導入したグダグダっぷりを書く予定

2 件のコメント:

  1. コメントありがとうございます!
    結果をいうとupdate.zipにリネームで良いみたいです。
    記事にまとまり無いですが、パーティションの事も含めてUPしましたので参考になれば幸いです。
    でも、疑って慎重にお願いしますね(笑)

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  2. はじめまして。X06HT,X06HTIIは容量の大きなアプリを入れると,すぐにいっぱいになってしまいますね。私も困って,UnrevokedでX06HTのrootをとるところまで行いました。
    さて, App2SDの適用はどうするのだろうと思って捜したところ,このブログにたどり着きました。
    root化の様子がよく書かれていて,自分の手順を思い出しながら読ませてもらいました。
    公式froyo with App2SDの導入はリカバリーモードからするのだと思うのですが,SDカードにコピーしたzipファイルのファイル名はそのままでいいのか,Update.zipにリネームする必要はあるのか迷っています。
    次回,公式froyo with App2SD導入について書いてくださるようですので,そちらを読んでから導入しようかと思います(もちろん,自己責任で)。
    次回の記事を楽しみにしています。よろしくお願いします。

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