9月3日、小6女児が宿題が終わってない事を苦に自殺未遂を図る事件がありました。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120903/crm12090311280005-n1.htm
非常に身につまされる思いで記事を読みました。我が家の娘も同じように小6であり、宿題が終わっていなかったからです。やや内向的で、どこか完璧主義的な所を持つ娘がこのような事態になるのは小学時代初めての事で、鬱々としている姿を見て少し心配だった、という事もあります。
毎日毎日宿題やれよ、と声を掛けてはいましたが基本的に本人任せで、気が付けばゲームやパソコンを弄ってる始末。夏休み最終日には物理的に不可能なところまで追い込まれました(意地を張って深夜1時半過ぎまで粘っていましたが)。
夏休み最後に宿題が終わってないという話は今も昔も良くあることです。寧ろ大人になった時に笑い話や思い出話として語れる良い材料となる事でしょう。
人生ン十年を思えば宿題が出来た出来ないは大した事じゃないんです。
ただ、自分の小学生時代と比べると、今の宿題の量はかなり多くなっており、プレッシャーもそれなりにかかっています。様々な娯楽が溢れる誘惑の多い時代に、今の子供たちは少し可哀そうな気もします。
とは言え、やらずに済む物では無いし、誘惑が多いからこそ、もう少し厳しくすべきだったという親としての反省もあります。また、間に合わない可能性が出てきてから強く言うよりも、初めから計画的にやらせておけば良かったとも思います。
”計画的”という言葉の意味は何となく分かっている筈ですが、方法論となるとまた別の話で、どうしたら良いのかきっとわからないのだろうと思います。きっと大人でもそういう人は多いのではないでしょうか。
来年は中1になり、宿題も更に厳しくなりそうです。中学生にもなって過保護な感じがしなくもありませんが、今までほったらかしだった分、次回は一度だけ付き合って計画的に進めるという事を体験させてやろうと思います。
何といっても娘には成長して欲しいし、宿題ごときで苦しむ姿はあまり見たくないですからね。